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2008年4月26日 (土)

リハビリ卒業

「仮進」でうさぎ組に進級してからというもの、毎日のように歩く練習に余念のなかった七海だが、課外授業における「単位認定」により、ついに不足単位を習得し、晴れてうさぎ組への「本進級」を果たしたのでありました。(どうしても、大学のメタファで子育てを語ってしまう母・・(^_^;)

そう、2年以上通ったリハビリが、ついに終わる時がきたのでした。

きのう、保育園を早退して、母子センターへ向かう車の中。

後部座席のチャイルドシートに座る七海に、「今日はこれから母子センターへリハビリに行くからね」と語りかけると、「うんっ!」と大きな返事。保育園から帰ってきてすぐは、テンションがあがっているのか、脳が活性化されているのか、いつも、返事がすこぶるいい。

「今日、I口先生に、ちゃんと歩けるところを見てもらったら、リハビリは終わりやからね」

「うんっ!」

「ちゃんとI口先生に、歩けるところ、見せてあげてね」

「うんっ!」

ものすごく会話がなりたっているように見えるが、七海が何を、どの程度理解しているのか、まったく不明である。

「お風呂入ろか」とか、「買い物行くで」とか、「プリン食べる?」など、ストレートに具体的なことは、かなり分かっているが、それ以外のことは分かっているのか分かっていないのか分からない。

それでも、「え、分かってるの!?」と驚くことが多いような気はする。

1ヶ月ほど前のことだが、髪の毛が鳥の巣みたいに、ぐしゃぐしゃになっていた七海を見て、「もっさもさぁ~♪ もっさもさぁ~♪ ななみのあたまは もっさもさぁ~♪」と、手を叩いてはやし立てたら、七海がいきなり両手を頭にもっていき、「オー、マイ、ガーッ」みたいな顔をしたのには心底、驚いた。

まぁ、そんなことを考えれば、今回のリハビリがとても重要なんだというのは、七海なりに気づいていたのかもしれない。

2008425_2リハビリルームでI口先生に、「はい、ななみちゃん、どれくらい歩けるようになったかな。先生に見せてくれるかな」と言われ、始めはしぶしぶ立ち上がった七海だったが、何を思い立ったのか、急にリハビリルームの外へ向かって歩いて行ったのでした。

「あー、あー、裸足やのに。ななみちゃん!」という声にも振り返らず、廊下をひたすら裸足で歩んでいった。両手をひじの高さにあげたまま、ひざはあげずに、ふらふらと左右に揺れながらのペンギン歩き。

2008425c_22008425b「わー、すごいね、ななみちゃん」という先生の声に励まされてか、コーナーも曲がり、直線廊下をひたすらまっすぐ進んでいった。ヨッチラ、オッチラ。

途中で、「採血ルーム」に入りかけては連れ戻され、エコー室に向かっては阻止されたが、長い廊下の先まで行き、「はい、もどりましょ、ななみちゃん」の先生の声にUターンし、また長い廊下をヨッチラ、オッチラ歩いて、リハビリルームに戻ってきた。

「はい、よーく分かりましたよ、ななみちゃん。これだけ歩けたら、もうリハビリは卒業やね」

七海本人はしかし、特にその言葉を待っていた様子でもなく、リハビリルームまで戻ってくると、そのまま小さな滑り台まで突進していき、自分でツルンと滑ってはひっくり返っていた。

2008425d そういうわけで、母親も先生も、たぶん本人も予想していなかったようなアピールによって、最終試験の合格となり、めでたくリハビリを卒業したのでありました。パチ、パチ、パチィ。

とりあえず、おめでとう。あとは自分の足で歩いて行くのよ。

先週の検診では、あっけなく10キロ超えも達成してしまっていて、いよいよ今度の目標は「話すこと」になった。しかし、それが・・・。

去年の夏は、「アッバー、アッバー、アッバース朝」、「ンマ、ンマ、ウンマ共同体」などと、発声練習に努めていて、この分じゃ、じきに、「パパ」、「ママ」と呼びかけてくれるね、なんて言ってたのに、その後「後退」を始め、今や、まともに言える言葉は、「しぇんしぇ」くらいである。しかも、こちらが、「先生は?」と促すようにきくと、蚊のなくような声で、「しぇんしぇ」という具合である。

なぜ「先生」なのか。

保育園で、まさか「しぇんしぇ、うんちが出ました」とか言ってるわけでなし、たぶん、一日で一番たくさん耳にする言葉だから、だろうか・・・。

ところが、これもついに「後退」を始めた。

今日、久しぶりにパパが、「先生は?」ときくと、なんと七海は、パパを指差した。

うーん、ある意味、正解。

さて、七海が話し始めるのは、いつになるでしょうか・・・。

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コメント

あー、また大学で話せば良いことを書いてしまいますが…
ななみちゃんが歩いて行くのを描写した文章と、ななみちゃんが歩いている姿の写真で、私はもう「うるうる」来てしまいました! そして思わずコメント欄に書かずにはいられなくなったのでした!
話すのはもう少し先のお楽しみでいいですよ。話し始めるのが早くって、「お母さん、いい加減にして下さい」とか、「お母さん、その態度は何ですかっ」とか言われるのも、ツライものがありますから…
とにもかくにも、ななみちゃん、「本進級」おめでとう
v(^o^)v

あぁー、そんな風に言われるぅ~、七海に、きっと、わたし!
え? Mama Rin が Rinちゃんに言われてる(^_^;)? まさか、ね・・。
「仕事、仕事って、いい加減、子どもの面倒みたらどうなの?」って、言われるわ、私!
・・いや、信じて待つわ、七海が優しく話しかけてくれる時を。
「お母さん、いつもご苦労さま。え、論文?そりゃ、しかたないですよ、私の世話で、それどころじゃないんだから。」
「え、締め切りが過ぎてる? それは、お母さん、しかたないですよ。なんでも「ギリギリ」の性格は、もう直らなくってよ、お母さん」

あー、あかん、切羽詰りすぎて、おかしくなってきたかも、私(^_^;)

素直にJunkoさんのコメントの切羽詰った感を
楽しんでしまった。。。

何はともあれ、歩き始めた七海ちゃんへ。
いつか
「パパ お勤めお疲れさま・・・え、またお出かけ?でもしかたないですよねえ。たまにはチンチンジャラジャラ行きたくなりますよ。まあ、たまにならいいんじゃないですか?たまになら・・・ねぇ?」
なんて言ってあげてね。そん時は心から喝采!

パパはすでに、七海からそのような「心の声」を聞いているらしく、
「たまに!」おでかけです(^_^;)
でも、まぁ、最近は、遅い帰宅の日が続くパパだから、七海が本当にそう思ってくれても、いいかも・・・。

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