« 風邪の1月 | トップページ | まったり春休みのつれづれ »

2011年2月18日 (金)

2月の恒例行事

2月の恒例行事といえば、七海の 《生活発表会》 。

幼稚園や保育園の 「お遊戯会」 が一般に 「生活発表会」 と呼ばれていると知ったのは、七海が1歳の時に初めて参加して以来だが、通算5回目となった今でも、「生活発表会」 の 「生活」 が何を意味するのか、いまだに違和感がぬぐえない。どう考えても 「お遊戯発表会」 じゃない?

ともあれ、富貴の里保育園で3回参加し、しょうとく園に移ってから今回で2回目となる 「生活発表会」 であるが、やはり、それぞれ1回目のテンションの高さに勝るものはない。

富貴の里保育園で初めて出演したのは、1歳半の時の <たぬき> 役だったが、写真を撮りながら心の中で叫んだ 「ブラボーッ!」 の声は今でも忘れられない。

2007_0217ab 

upwardright  タヌキの箱に乗せられてきたななみちゃんが ♪(こぶたっ、) たぬきっ!♪のところで抱き上げられるだけの 「芸」 だったのにねぇ~。

2回目はその印象もグッと弱まり、写真を見ても、どういう 「芸」 だったか、よく思い出せない。

downwardright  たぶん、一人ずつ名前を呼ばれて手を挙げる、という場面だったと思うが、違う子の名前が呼ばれた時に手を挙げたんだったような・・・。

2008_0208ad 

1回目、2回目の発表会の様子はブログに書いているが、3回目となるともう、ブログの記事が見当たらない・・・。

いい写真が撮れなかったというのもある。 どれもピントが甘く、画素が荒い。なんとか一番マシなものをさがしてみました。

2008_1212 

upwardright  右端が3歳半のななみちゃん。《はらぺこあおむし》 という絵本のお話が題材だったような気がする・・・。 この時に 「一眼レフのデジカメを買うっ!」 と心に誓ったのでした。

そして去年。しょうとく園での 「生活発表会」 の第1回目。

downwardright  ななみちゃんの成長は目覚ましく、フラッシュなしの画像は鮮明。
こちらのテンションもV字回復しました。

20100214e 

そして今年。しょうとく園での2回目となる発表会。

テンションは約半分に落ちるの法則どおりでしたが、今年は、初の <セリフ有> という芸が、特筆すべきものでした。

《オズの魔法使い》 の <ドロシー> 役。

20110213c 

「おうちにかえりたい」 というのが、そのセリフ。

家では何度も練習しました。

「ドロシーちゃん、どうしたの?」     ―  「おうちにかえりたい」
「ドロシーちゃん、何が欲しいの?」 ―  「おうちにかえりたい」
「ドロシーちゃん、どこへ行くの?」   ―  「おうちにかえりたい」
「ドロシーちゃん、肉まん食べる?」 ―  「おうちにかえりたい」

完璧。

ついでに、<かかし> のセリフも聞かせてくれました。

「かかしが欲しいのは何?」 ― 「つよいのからだ」

ちがうよ、ななみちゃん。「つよいのからだ」 じゃなくて、「つよいからだ」だよ。 強い体。はい、言ってみて。「つよいからだ」

「つよいのからだ」

まるで、日本語を習い始めたばかりの中国人留学生である。

中国語ネイティヴ初習者が日本語を話すと、名詞と修飾語の間に過剰に 「の」 が入る。「車が狭いの道を走ってます」 とか、「大阪は大きいの町です」 とか、「私がきのう会ったの人」 とか。

中国語で同じような文を言う時に 「的」 が入るところに 「の」 が入ってしまうからであるが、しかし、ななみちゃんは、中国語ネイティヴでない。

なのに、名詞と修飾語のあいだに 「の」 が入るのは、名詞と名詞の間に 「の」 が入る規則を過剰に適用した結果であると考えられますが、注目ポイントは、ななみちゃんが 「規則を過剰に適用している」 というところですね。わずかの入力データから規則を導き、それを適用させようとする能力こそが、人間の言語能力の偉大なところだと言えましょう。

20110213b

それで、晴舞台でのセリフですが、練習ではあれだけ大きな声で言えていたのに、肝心の場面で言えず。 先生に 「おうちに ・・・」 と促されて、やっと 「 ・・ かえりたい」 と小さな声で言えました。

20110213a 

しかし、緊張して、とか、あがって、とかいうのではなく、単に、全体的な進行の中で、「今ここで求められている自分の行動」 がどうあるべきか、ということの把握ができていない、あるいは、よく 「見えていない」 ためかと思われます。そのへんが、来年度の 「生活発表会」 に向けての課題となりましょう。

おおよそ 「緊張感」 とは無縁な七海ちゃんは、舞台から客席の方に向かって手を振ってみたり、「じぃじぃ~っ!」 と呼びかけたりしていました。

身長の伸びに比べると、体重の増加率の方がいい、ということが分かる体型になってきました? 

20110213d 

いぇ~いっ!

« 風邪の1月 | トップページ | まったり春休みのつれづれ »

コメント

先生ご無沙汰しておりますー。
ななみちゃんの成長が垣間見れてわたしもうれしいです。わが子が通う保育園では、発表会での目標設定が高いのかなんなのか、「できない子」への配慮がわりとないので、行くたび、わが子がいかにできないかを見せられて帰ることになります。といっても、まず衣装を着ないってところからつまづいているので、難しいのかもしれないですが。
ところで我が家のネイティブスピーカーも、「赤いのくるま」といいますし、名詞の修飾関係が逆だったり (「ジュースのぶどう」)で、ひょっとして基層がスワヒリ語なのかなと思うこともありましたが、きっと違うのでしょうね。パターン的発話が多い中で最近自由作文みたいなのも挑戦しているようですが、そのとき、語順やら形態規則やらぐずぐずになってます。全体的にぎこちない日本語を駆使するので、そのバタ臭い容姿と相まって、我が家の中でさえ、彼は外国人あつかいです。

bicycle Mama Haile,

コメントありがとうございます heart02
先日は、久しぶりの Baba Haile & shemeji にお目にかかれてよかったです (^.^)/


> 「できない子」への配慮がわりとないので、

普通の保育園って、そうですよね。
七海も、保育園の時は、「加配」 がついたりして、結構 「配慮」 してもらってたはずなんですが、そういうのとは関係なく、他の、普通に 「できる子」 と一緒になると、完全に 「ごまめ」 状態でした sweat02 まぁ、親が、「普通の子とは違うんだ」 と早い目に自覚しておくと、それはそれで、結構、楽でしたが・・・。


> ところで我が家のネイティブスピーカーも、「赤いのくるま」といいます

おー、そうですか note それはなかなか心強いですねぇ。 「つなぎの言葉が入ってしまう」 というのは、普遍法則の一つにエントリーできないでしょうか。


> 名詞の修飾関係が逆だったり (「ジュースのぶどう」)で、ひょっとして基層が
> スワヒリ語なのかなと思うこともありましたが、きっと違うのでしょうね。

なるほど。 語順が逆、しかも、それがスワヒリ語と同じ語順となると、スワヒリ語が基層かと思いたくなりますね。

> 語順やら形態規則やらぐずぐずになってます。

うちもです。 単語を覚え、それを組み立てる、ということまでは分かっているようなのですが、全体的に、「バラバラ」 な感じがします。

たぶん、統語規則というのは、かなりあとにならないと完成しないんだろうな、と思います。 それに比べれば、「ジュースのぶどう」のように、「の」が間に入る、という規則は、やっぱり、かなり強力で、ユニバーサルっぽくない?


> そのバタ臭い容姿と相まって、我が家の中でさえ、彼は外国人あつかいです。

「バタ臭い」って・・・(^_^;)?
ハイレくん、ママとパパの、かなり 「いいとこどり」 しているお顔かと思いますが?

まぁ、しかし、子どもの 「ぎこちない日本語」 は、家庭内における、大いなる <つっこみどころ> ですからねぇ。 うちもよく、七海の 「通訳」 が求められていますが、誰も十分な 「バイリンガル」 になり得ず、途方にくれることが多いです sweat01

いやぁ、大きくなったね、ななみちゃんheart01
こうして毎年の生活発表会の写真を並べると、
ここんとこ、ぐんっupと大きくなっちゃってnote
ドロシーちゃんの衣装もばっちり似合ってかわいいね。
ななみちゃんが「おうちにかえりたい」なんて
ドロシーちゃんの役を立派にこなしてるのを見たら
イマニおばちゃんは思わずうるうるしてしまいそうhappy01

event イマニおばちゃま

ドロシー役の衣装が似合っているなんて、おほめの言葉をありがとうごじゃいます。
ななみ、感激です heart02

「おうちにかえりたい」っていうセリフ、あんなに家で練習したのに、あんまりじょうずに言えなくて、ななみ、ちょっぴり、しょんぼり down

あ、でも、イマニおばちゃま、本場のミュージカル? の看板 " The Wizard of OZ " の写真、どうもありがとうごじゃいました note

ななみ、とっても、感激 heart04

ママは、写真を見るなり、「うぉぉぉ~っ!」 と感激の(?)雄たけびをあげ、しばし、
見とれていたようです。

そのうち、とっても遠くを見る目になり、しかるのちに、「がるるるるるる・・・」 とわけのわからないうめき声を発しはじめました。

きっと、とっても、ロンドンに行きたくなったのだと思います。

おみやげは、赤いのダブルデッカーのミニチュアがいいです。 って、ママが言いなさい、っていってましゅ punch

「おうちにかえりたい」なんてせりふは
元気にハリキッって言うよりも、小さな声でぽそっと
「ぉぅ・・・・かえりたぃ・・・」って言うほうが
おうちに帰りたい感じが伝わるってもんです!

ダブルデッカーのミニチュアねbus
ラジャっscissors

heart02 わーい、イマニおばちゃま、どうもありがとう shine

とっても楽しみのことあるよ。 (← ちょっとやりすぎ?)


bus note bus note bus note bus note rvcar club

うわぁ~!こうして小さいころからの写真を拝見すると、めざましい成長の様子が実感できますね~heart04 こちらのブログを途中から拝読し始めたワタクシ「遠くのおばば」ですが、ななみちゃんの年ごとの成長の様子を拝見できて嬉しゅうございます。去年のしょうとく園でのショットの笑顔、なんて素敵なんでしょう~shine
先生の可愛い学生さんたちも、大学の4年間で目ざましい成長を遂げられていることでしょうね。そしてその成長の成果は卒論にバッチリ反映され…あれ?余計な発言でしたか!?自分の学生時代の反省を込めて、ちょっと皮肉ってみましたsweat01
来年は、しょうとく園での第3回目の生活発表会ですか?先生のテンションがV字回復しますように~up

note のせぽんさま

ななみの成長の様子を一緒にながめてくださって、ありがとう heart01
毎日接していると、あまり成長を実感することはないですが、こうして1年ずつ振り返ってみると、「あー、こんなに大きくなったんだなぁ」 と、さすがに分かりますね (^_^;)

来年は、しょうとく園最後の <生活発表会> の予定です。
どのような成長を見せてくれるでしょうか・・ eye


> 先生の可愛い学生さんたちも、大学の4年間で目ざましい成長を遂げられている
> ことでしょうね。そしてその成長の成果は卒論にバッチリ反映され…

そうでした、そうでした、「可愛い学生さんたち」!
今年も最後に、たっぷり 「かわいがり」 ましたよぉ~ bleah

執筆過程においても去年とあまり変わらない苦労がありましたが、試問は、去年より厳しさを増していたかも・・・sweat02

思うに、のせぽんさんや私たちの頃の試問って、「おじさん」 たちばかりだったから、ある意味、「ゆるい」 というか 「やさしい」 というか、厳しく追求されたり、修正させられたり、ってなかったじゃない?

今って、「おばさん」 3人だから、ある意味、「細かい」 というか、「きびしい」 というか、厳しく追及したり、修正求めたり、しちゃうのよねぇ~ (^_^;) 今年も、もちろん全員書き直し。 まぁ、人によっては、微細な修正でOKって人もいたけどね。

<自分は棚にあがって> という言葉がよぎらないでもない、昨今の卒論指導です happy02

 

この記事へのコメントは終了しました。

« 風邪の1月 | トップページ | まったり春休みのつれづれ »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ