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2011年9月 8日 (木)

お引っ越し

突然ですが、このたび引っ越すことになりました。

といっても、現在の家から400mほど南に移動する、って感じですが。

人は、どういう事情で 「引っ越し」 というものをするのでしょうか。

① 仕事の転勤などで。

これが一番多いでしょうか。

② 家庭の事情で。

結婚したとか、親と同居するようになったとか。 あ、新しく家を買った、とかいうのもあるか・・・。

③ 子供の学校の事情で。

はい、このたびの理由は、これです。

早いもので、あのちっちゃかったななみちゃんが、そして、今でもまだちっちゃくて、大きさ的には3歳くらいのななみちゃんが、来年には小学校に進学、ということで、就学問題がらみで、急きょ決まりました。

去年から、七海の就学問題にはずっと心悩ませておりました。

昨秋、支援学校に見学に行った時は、「ここしかない! 七海は支援学校で、手厚くのんびり、ゆっくり育ててもらいたい」 と、ほぼ心を決めたものの、今春から急に言葉がよく出るようになり、まだまだ不明瞭ながら、伝えたいことが溢れてくるのを見て、支援学校でいいのだろうか、と決心が揺らぎ始めておりました。

そんな中、7月末のしょうとく園の懇談で、「支援学校ではなく、地域の小学校の支援学級でもいいのでは?」 という話になり、「やっぱり、そうよね」 と、ひょいと決心が変わったのでした。

プロセスとしては、次に、地域の小学校の支援学級に見学に行き、先生方と相談などもし、・・・ ということになるのでしょうが、おぉ、その前に、小学校に通うなら、ジジ・ババのいる実家の近くの小学校の方が何かと便利じゃない? 下校時に迎えに来てもらうにしても、七海が歩いて帰れるようになるにしても、実家から400mほどのところのK小学校が、とっても便利じゃないの。

あ、でも、うちの家じゃ、ほうっておくと、F小学校に入学ってことになるなぁ。七海だけ実家に住民票、移す? 越境入学? ・・・ って、それも面倒くさそうだしなぁ・・・。

っていうか、うちがK小学校区に行けばいいんじゃない? その方が登校するのも近くなるし。 実家も近くなって、私が仕事帰りに七海を迎えに行くのも便利じゃん。

・・・ ということで、我が家の南側に走っているF&K小学校区の境を越えるために、南に400m移動、ということになった次第です。

2学期になって小学校訪問する時に、その校区にいた方がいいだろうということで、ひょいっと決心が変わった次の日には、不動産やさんの広告を眺め、次の日曜日には物件を見学し、お盆休みをはさんで契約成立という運びに。

なんとも物事が決まる時というのは、こんなにも急で、しかもサクサクっと事が運ぶのか、という見本のような引っ越しとなりました。

Xデーは9月18日。

その日に向けて、私の頭は、新居の家具配置のことと、移動されるべき荷物のことで、常にいっぱい。

<断舎離> の集大成のような日々を送っております。

断舎離 その①

私の書斎には大きな本棚が3つあるが、そのうち2つと、さようなら。

理由は、それら2つは、スライド式の本棚で、奥の部分がまったく死蔵されてしまっていたからです。もちろん、彼らがやってきたころは、スライド棚を右へ左へ動かし、たくさんの本を眺めつつ、快活で楽しい本棚ライフを送っていたが、やがてスライド棚が動かされることがなくなり、動かなくなったスライド棚の後ろは、何年も暗黒の闇に閉ざされることになったのでした。

このたび、久しぶりにそのスライド棚が動かされ、暗闇に光が当たると、「おー、なんと、こんなところに、こんな本が!」 と、私も本もびっくり。 という感じで、そういう 「懐かしの再会劇」 のために本を死蔵するなら、段ボール箱に封印しておいてもいいんじゃないか、ということで、常に明るく本と対面し、快活に新陳代謝してもらうために、全面一面棚の本棚に買い替えることにした。

断舎離 その②

で、その本たちなのだが、みんなを連れて行くわけにもいかず、っていうか、本たちは、おのずから 「私を連れて行って」 とか、「私はもう、さようなら」 とか、「私をブックオフに売り飛ばして」 とか語りかけてくるので、あまり迷わず、断舎離作業が進む。

ブックオフにも持って行けない古くて汚れている本は、古紙回収箱にそっと置かれるが、ゴミ箱に直行した本もある。

その中に 「断筆宣言」 をした作家の小説がある。 暗黒の闇から出てきた古いナンセンスSF小説。 わっ、まだあったのか! 「断筆」 っていうのは、「休筆」 ではなく、一生何も書かないということです、って強く宣言していたじゃないか。

古い小説自身に罪はないが、どういう経緯があったかは知らないけれど、いつの間にか 「再筆」 していたその作家に裏切られたような気がしていたので、その小説は 「恨み晴らさじ」 とばかりに、ゴミ箱に放り込まれたのでした。 合掌。

断舎離 その③

で、そのスライド式本棚2つと、新居にすでに設置してあるために不要になった下駄箱であるが、リサイクルショップに問い合わせると、「5年以内の家具しか引き取りません」 とのこと。 まぁ、なんと、心の狭い商売でしょう。

やはりこういう時は、マン・ツー・マン。

20110901shosebox地元のコミュニティ誌の 【譲ってください】 コーナーの、<本棚が欲しい> という人に連絡すると、すぐにとんできて、2つとも軽トラに乗せ、缶コーヒー1ケースをお礼に置いて、持って行ってくれた。

下駄箱は、そのコミュニティ誌のHPの 【譲ります】 コーナーにアップしてもらった。 写真も添付して送ったのに、アップされた記事には写真が載っていない! 載せてもらわなくちゃ、とメールを書き始めていると、電話が鳴って、譲って欲しいとの連絡が・・・。 慌てて、今書いているメールを消して、「もらい手が決まったので、記事を削除しておいてください」 と書き直していると、また電話が・・・。 みんな、どんだけ、下駄箱、欲しいねんっ。

下駄箱は、お礼の三笠まんじゅう5つ入りの箱を残して、旅立って行きました。 おぉ、ドナドナドーナー ドーナドナー

upwardleft 【譲ります】コーナーにアップしてもらえなかった写真 (記念に)

そういうわけで、あとしばらく、家中の物たちとの対話は続くのでした。

【おまけ】

downwardleft 20110813a 今夏、ななみちゃんは初めて美容院でカットしてもらいました。

2年前くらいに、車の形をした椅子に座ってカットしてもらう子ども美容室に行った時は、車に乗ったとたん泣きわめいて、カットどころじゃなかった。

成長って、こういう時にも感じられます。

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コメント

引越しですか。。。(遠い目)4年間で3度の引越しを経験した私には(しかも意思に反して)、当分「引越し」という文字すら見たくありません。でも、七海ちゃんのために引越しを決断とはも孟母三遷す、ですね。よい決断をされたと思いますよ。引越しの疲れは、ボディブローのように、あとできます。お気をつけください。

house Nora さま house house

4年間で3度も、でしたか!
ほんとうに、<荷をほどく間もなく、また荷造り> というような生活だったのですね。
ごくろうさまでした。

> 当分「引越し」という文字すら見たくありません。

という Nora さまの目に、いきなり 【お引っ越し】 のタイトル! 
<ぎょっ eye> とさせてしまいまして、すみません coldsweats01


> 引越しの疲れは、ボディブローのように、あとできます。お気をつけください。

ありがとうございます flair
「そうと決まったら、私が夏休みの間に!」 ということにしましたが、それでも、
なんだかバタバタしてしまいますね。 これ、「平日は仕事」 の時なんかだったら、
どんなに大変だろう・・・、と思ってしまいました。

なんとか後期が始まる前に、新居の生活を落ち着かせたいと思っています punch

                                         孟 母

大変長らくご無沙汰しておりました。残り少ない夏休みを満喫なさっていますか?ななみちゃんのお誕生日の記事にも、そしてJunko様の麗しいカクテルドレス姿をご披露なさった記事にもコメントできず失礼しました。不運と言うのは本当に続いてやってくるもので…相当へこんでいましたが、先週ソウルの清渓川(チョンゲチョン:かつて埋め立てられて高架道路が建設されていたのを、イ・ミョンバク大統領がソウル市長だった時代の英断により見事美しく再現された、「不運を流し消し去る」と言われる風水的に素晴らしい気をたたえた川(「世界ふしぎ発見!」からの情報)、分かりやすく言えば、きれいになった道頓堀川みたいな感じ)できれいさっぱり洗い流してきました。

「断捨離」、いいですよね。物を減らすと、心まで軽くなります。私もこの夏は断捨離しました。本は今までブックオフへ持ち込んでいたのですが、ガソリン代になるかならないかくらいの値段しかつかないので、今回は友人のアドバイスに従って、Amazonのマーケットプレイスに出品しました。これ、予想以上に売れました。15冊ほど出して、1か月で完売しました。売り上げは1万円を軽く超えましたよ~。ヤフオクよりもかなり簡単に出品できますし、専門的な本ほどいい値段で売れます。単行本など、手間賃にもならないほど安い値段しかつかないものは、地元の図書館へ寄贈しました。これなら、また読みたくなったらいつでも借りに行けますしね。

本以外では、骨折後に使った「エバーステップ」という装具をヤフオクにでも出そうと思っていたのですが、なんと会社のお友達が私と一緒に行った花火大会で鉄骨につまづき、私と同じように左足を骨折してしまったのです…私の「不運の連鎖」に巻き込んでしまったようで(冗談抜きで…)本当に可哀想だったのですが、とりあえずは彼女に貸してあげています。後は、途中で挫折したフラダンスのスカートを処分したいのですが…どなたかフラダンスを始めたい方がいらっしゃたら、送料のみでお譲りしますよ。

しかし、写真の下駄箱は三笠まんじゅう5個ではもったいないくらい素敵ですね。でも、まだまだ使えるもの(=命があるもの)が、誰かの元で生き続けてくれることが何よりもうれしいですよね。私の小さくなった洋服たち…いや、服が縮んだわけでなく自分が膨張したのですが…これは何とか自力で洋服たちを生き返らせたいものです(汗)

clover のせぽんさま

久しぶりにコメントをありがとうございました heart04

どうされているのかと思っておりましたが、ソウルの 「清渓川」 まで行って、
災厄を 「きれいさっぱり洗い流して」 おられたんですね sign01

ものすごい行動力と風水力ですね! 
その様子を想像するだに、こちらの運気もパワーアップしそうです shineupshine

そういう私も、のせぽんさまからのコメントに返信がこのように遅くなったのも
「初体験」のことかと思いますが、ちょうどコメントをいただいていた頃に、
旧居から荷物を運び出し、新居に移り住まんとしているところでした。
house cardash house

あれから5日・・・。
「ようやく落ち着きました」 とは、まだまだ言い難い日々ですが、私自身が感じる日常生活はすっかり変わってしまい、5日前以前の日々が、もう、遠い過去の生活のようです。

引っ越しのことについては、また記事に書きますね。


> 写真の下駄箱は三笠まんじゅう5個ではもったいないくらい素敵ですね。
> でも、まだまだ使えるもの(=命があるもの)が、誰かの元で
> 生き続けてくれることが何よりもうれしいですよね。

まさに、その通りですよね。もらってもらえるなら、こちらがまんじゅうに
「のし」 つけてでも、送り出したい気分でした。

でも、最後の方はそんな余裕もなく、次々に出てくる不用品たちはもう、躊躇なく
「粗大ごみ」行きになってました・・・。 ほんと、MOTTAINAI 話です sweat01


> 私の小さくなった洋服たち…いや、服が縮んだわけでなく自分が膨張
> したのですが…これは何とか自力で洋服たちを生き返らせたいものです(汗)

「その努力を要請し続ける物たち」 という存在意義が、のせぽんさんの洋服たち
には、あるんですよね scissors

あー、「あの世」 に行った、たくさんの私の洋服たちは、結局、その 「要請」 も
届かず・・・。 無念の 「粗大ごみ」 物語、でしたわ sweat02

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