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2017年3月30日 (木)

卒業式の3月

月末にその月のことを振り返って記事を書くとなると、3月はやっぱり、卒業式のことになる。

今年は3月22日(水)が卒業式でした。

専任教員になって初めて卒業式に出席したのが、2007年。それから数えて今年は11回目の卒業式となりました。このブログを振り返っても、毎年3月には、何らかの形で卒業式のことに触れている。

去年は、七海の手術入院中のことで、外泊帰宅中になんとか卒業式に臨んだ。と思ったら、もうあれから1年! いやぁ~、なにごとも万事、時の流れの早すぎる、ばかりが感じられて・・・、ですね。

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今年の卒業生は22名。6回生が2人、5回生が13人、4回生が7人と、5年で卒業するのが主流である傾向はずっと続いている。

11回目ともなると、こちらの感慨は薄れていくし、学生さんとの距離も遠くなっていくように思うのですが、学生さんの側からしてみれば、初めての、そして最後の、唯一無二の卒業式。

大学生活の締めくくりでもあり、長かった「子ども時代」の終わりでもある。一番、多感で悩み多い時期を過ごし、すぐそこには「社会人」としての新しい生活が待っている、希望と不安、期待と寂寥が入り混じる日でもある。

スワヒリ語専攻では、「母」というか「伯母」というか、なんともビミョーに濃い関係の教員がどーんといて、「みんな家族みたいなもんだから!」と言われ続け、そのうち友人たちも、ホントの兄弟姉妹のように思えてきて、そんなきょうだいたちも、今日でお別れかと思うと、もう泣けて泣けて、「ほんっとに、みんな、ありがとう!」と、涙で肩を震わせることになる。

毎年、卒業生から教員への花束贈呈がありますが、こんなに号泣されたのは初めてでした。

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私も思わずもらい泣き。よく見ると、向こうの教員のところも、号泣大会だったようです。

こんな風に素直に泣きながら卒業していけるのは、「子ども時代」の締めくくりにふさわしいことかもしれません。

これまた毎年、卒業生から記念の品をいただきますが、今年は教員それぞれに、ゆかりのある国のTシャツに寄せ書きをしてくれました。私にはナイジェリアのTシャツを。

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このTシャツを、卒業旅行のナイジェリアで買ってきてくれたのは、5回生のT原くん。2度も私のヨルバ語の授業をとってくれ、それでも挨拶程度しか習得させることができなかったのは、すべて私の責任です。すまなかった、T原くん!

しかし、救いは、寄せ書きに <先生の授業はホンマにおもろかったです> と書いてくれたことでしょうか。ありがとう、T原くん!

彼は、なんのご縁か、「小森コーポレーション」という会社に勤めることになりました。報告を聞いた時は、そんな会社があるのか! と耳を疑いましたが、印刷機械を作っている会社で、ナイジェリアの紙幣を印刷したこともあるというから、世界は狭いような広いような、です。

学生さんたちがこれから出ていく社会は、私の知らない世界であり、また、まばゆいばかりの世界でもあります。その活躍を通じて、私にもその、広くまばゆい世界を見せてくれたら、と願っています。

とりあえず、「子ども時代」の終わり。ご卒業おめでとう。まだまだ心配の尽きない「子どもたち」ですが、立派な大人になった姿をまた、見せてくれたら嬉しいです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

おまけ: で、「どんな会社なんだ?」と調べてみたら、内定者・T原くんのインタビューが載っていました。今さら伏字にする理由もないですが、T原くんのインタビューは → こちら

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