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2018年5月31日 (木)

肉体的五月病

「五月病」というのは、五月の連休を機に、四月からの新生活で張り詰めていた糸が切れ、なんとなくだるい、気分がすぐれないなど、抑うつ的な気分に見舞われることを言うそうです。

確かに大学でも、特に新入生に見かけられる症状です。今年の新入生は、比較的元気で、活発そうな女子が多く、「タンザニアに留学に行きたいです! どうやったら留学できますか?」と、質問してくる学生もいて、「おー、それはすばらしい! じゃぁ、留学した先輩がいるから、話聞いてみたら!」と言ってたのだけど、そのテンションも徐々に下がってきているのが分かる。

4月から新たな目標に向かって張り切っていたけれど、思い描いていた理想とは違う現実が見えてくるにつれて、張り詰めていたものが切れ、4月当初の高揚感も徐々に薄れてくる。

まぁ、「理想と現実のギャップからくる高揚感の喪失」と言ったところでしょうか。

上級生には、そのようなギャップはないですが、4月からの新生活に、それなりにバタバタとしているようで、やはり5月の終わりごろには、「いや、すみません。毎日、なんか忙しくて。ぜんぜん、ゆっくり時間がなくて・・・」と、課題を提出できなかった言い訳などしてくる。

その言い訳を聞きながら、「あー、学生さんも、忙しいんだなぁ」と妙に納得してしまった。

そう思う教員も、五月病です。

毎日が妙にだるい。しかし「抑うつ的な気分」とまではいかないので、「肉体的五月病」と言ったところでしょうか。

4月からの新学期、例年通りの授業をしているだけなんですが、体が妙にだるい。思い当たるところがあるとすれば、昨年より一コマ多く担当している火曜日の語学初級3連続! でしょうか。

それに加えて、課題を提出しない学生さんを怒りすぎたせいもあるかもしれません。

いや、やっぱり、これは「年」のせいでしょうかね。専任になって12年。ずっと同じような授業をし、同じような学生指導をし、同じように学生さんを怒ってきたのだけど、それに疲れを覚えるというのは、やっぱり、年のせいだろうなぁ~。

肉体的五月病の最後のダメ押しは、5月最終週の北海道2泊3日。

アフリカ学会@北海道大学

20180526b_2

発表もしたし、いろんな人に会えて楽しかったし、食べ物もおいしかったし、で、気分的には充実の北海道だったのですが、帰ってからの平日は、使いものにならないくらい、くたびれてしまったのでした。2泊3日の国内旅行で疲れ切るなんて!

回復途上の五月末日。
ほんま、年とってしもたわぁ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

余談:北海道で驚いたことは、札幌駅と北海道大学の近さです。

大阪駅の北西に、今開発中の「うめきた」がありますが、まるで、大阪駅と「うめきた」みたいな感じで、札幌駅と北海道大学が! 近っ!

20180527b

それにしても、札幌駅は大阪駅みたいだし、札幌の中心地は大阪の中心地みたいだし、旅情のない旅ではありました。

20180527a

upwardright 話には聞いていましたが、高層ビル群の谷間にある「時計台」も、気の毒なくらいで。

北海道はきっと、町に滞在しないで、雄大な自然を満喫しにいくところなんでしょうね。

あー、夏に、1か月くらい、北海道で、のんびり過ごしてみたい・・・。
(現実逃避的願望)

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コメント

気がつけば、今年ももう6月に突入しましたね。5月が終わって、お疲れ具合はいかがですか?先生稼業は、やはり卒業生を送り出して新入生を迎え入れる上半期はお忙しくてお疲れになるのでしょうね。アフリカ学会が北海道開催とは、美味しいものが食べられるだけでラッキー♪なんて思ってしまいますが、3日間家を留守にするにはそれなりの事前準備と事後のフォローも必要でしょうから、それもまたお疲れが出るのも無理はないですね…。無理せず、と人から言われても、無理しないとやっていけなかったりするものですが、お体を大切になさってくださいね。
私事ですが、年明けから異動して残業続きの日々で、6月に入ってやっと少し落ち着きそうかなぁというところです。私の場合、精神的疲労を癒すには休日に活動せねばならず、結果として精神的には回復するものの、肉体的疲労がたまります(笑) とりあえず、今は8月の楽園でのバケーションを楽しみに、仕事に励みます。

clover シスターのせぽん さま

コメントありがとうございます heart02

> 5月が終わって、お疲れ具合はいかがですか?

5月末の北海道に引き続き、昨日は、日帰りの東京外大にての研究会で、またまた、だる~い月曜日の朝を迎えております down

って、週末にどこかに行って疲れているようでは、この先、なにもできませんね sweat02

週末ごとに「精神的回復」 shine を遂げているシスターを見習わねば!
とは言え、シスター、50を過ぎるあたりから、「精神的回復」を、「肉体的疲労」(あ、これは普通、「肉体疲労」っていうやつだな・・) が上回ってくるから、お気をつけてね danger

> アフリカ学会が北海道開催とは、美味しいものが食べられるだけでラッキー♪なんて思ってしまいますが、

ほんと、それは、そうでした heart04
生の魚と、アスパラガスのおいしかったこと sign01

学会の懇親会は、大学の生協でだったんですが、大学の生協のケータリング的バイクング料理の刺身でさえ、おいしかったです sign03

こちらに帰ってきて、北海道出身の学生さんに、「北海道って、ほんと、お魚とかも、おいしいねぇ~!」というと、「はい!大阪では、寿司は食べれません!」って言ってた sweat01

> 無理せず、と人から言われても、無理しないとやっていけなかったりするものですが、お体を大切になさってくださいね。

ありがとうございます heart01
確かに、昨今の「大人」に、「無理せず」という言葉は、ほとんど「無理」なアドバイス言葉になってますよね dash
まぁ、それでも、ほんとに、「無理」がきかなくなってきた体と相談しつつ、ぼちぼちとやっていくしかないですよね snail


> 年明けから異動して残業続きの日々で、6月に入ってやっと少し落ち着きそうかなぁというところです。

怒涛の半年間をすごしてこられたのですね sign01
ほんとうにごくろうさまでした japanesetea
Pole sana.

> とりあえず、今は8月の楽園でのバケーションを楽しみに、仕事に励みます。

おー、「楽園でのバケーション」 sign01

これがあるから、1年がんばれる! というのは、ありますね。

関係ないんですが、うちの母親が、ここ近年(5,6年くらいかな?) 毎年夏に、一人で10日間ほどの海外旅行をしていました。もちろん、パック旅行で、添乗員さんにおんぶにだっこの海外旅行なんですが、年寄りの一人旅なんで、よくしてもらっていて、帰ってきたらまたすぐ、翌年の旅行先を物色していました。

それが、昨年、父が亡くなってから、パタッと海外旅行の話をしなくなり、今年も、「海外旅行、行かへんの?」と聞いても、「うん、もう、ええわ」と言うのです。

思えば、母の、あの年に一度の海外旅行は、年々重くなる父の介護疲れの、唯一のストレス発散の場だったんだな、と、あらためて気づきました。

「今度の夏は、ポルトガルに行く!」とかいうのを、心の支えに、毎日を乗り切っていたんだな、と。

まぁ、それほど強いストレスだったんだなぁ、とも思うのですが、そういう、「心の支え」をうまく見つけていくのも、大事ですよね。

ということで、シスターの今度の夏の「楽園」旅行も、大いに楽しみですね heart04


6月18日の地震は大学のある箕面市でも震度6弱とのことですが、大丈夫でしたか?

danger どうもありがとうございます typhoon

大阪初の震度6ということで、揺れた時は久しぶりにビビりましたが、大学の方は大きな被害はなかったようです。

私の研究室の中も、本棚から本が落ち、アフリカの彫像が棚から落ちて割れた程度の被害で済みました。

キャンパスや研究室の位置によって、被害の大小に多少の差はあるように思われますが、やっぱり、高槻あたりがピンポイントで被害が大きかったかと思われます。

地震はもう、いつどこにどんな大きいのが来てもおかしくないということを、改めて肝に銘じた18日でした。

あ、大学は、18日も19日も、休校になりました。
いましがた研究室の片づけをして、一息ついたところです japanesetea

19日午後2時30分@箕面キャンパス
(今日はコロンビア戦だ!)


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